おすすめのサーバー・ネットワーク監視ツール(ソフト)を比較ランキング形式でご紹介!【工場ネットワークの監視にも評判】

サーバー監視ツールは複数使用したほうがいい?

公開日:2019/08/15  最終更新日:2019/07/22

サーバー監視ツールの導入を検討している人の中に、ツールを複数使用したほうが良いのではと考える人もいます。

確かに監視という意味では目を光らせるものが多ければ多いほど良いようにも感じますが、果たしてそれは正解なのでしょうか。

まずネットワークとサーバーの違いを明確にしましょう

まず大前提として理解が必要なのがネットワークとサーバーの違いです。社内のシステムセキュリティ対策としてネットワーク監視とサーバー監視とがありますが、この違いが分からないと正しい判断ができません。それぞれの違いをまとめてみましょう。

サーバーソフトウェアがインストールされたコンピューターで、ユーザーがいろいろな方法でアクセスし、ソフトウェアの機能を利用します。ネットワーク通信そのもののことでユーザーがサーバーにアクセスするための経路であり、オンライン接続とオフライン接続とがあります。

社内ネットワークで接続するだけの場合、通常はオフラインが採用されることが多いですが、オンでもオフでも、各端末がサーバーに辿り着くために通る道がネットワークだと理解すれば良いでしょう。ネットワーク監視は、社内のネットワークにトラブルがないかを監視する仕組みです。ネットワークのダウンは必ずしもサイバー攻撃などが原因とは限らず、1か所にアクセスが集中しただけでも発生する可能性がありますので、運営に影響が出ないよう監視します。

これに対して、サーバーの稼働状況を監視するのがサーバー監視です。ネットワークが正常でもサーバー自体にトラブルが発生すれば、運営に影響が出ることは避けられません。

サーバーもまたアクセスが集中するとデータ処理ができなくなり、システムダウンする場合があります。負荷状況をチェックし、レスポンスの低下や基幹システムのダウンが起こらないようチェックすることが重要です。そのためサーバー監視には異常監視と正常監視があり、異常を検知するだけでなく正常稼働を監視することもまた重要と言えます。

基本的には単体の運用となります

結論から言えば、ネットワーク監視とサーバー監視の両方が確立される環境があれば問題はないでしょう。基本的にはサーバー監視ツールのみ複数導入する必要はありませんし、ネットワーク監視ツールばかり増やしても片手落ちです。

サーバーの監視には異常監視と正常監視とがあると先ほど触れましたが、ネットワーク監視には4つの分類があり、それが死活監視、経路監視、遅延監視、そして状態監視です。これらはすべて適切に監視される必要があり、常に人がおこなうにはあまりにも負担や手間がかかり過ぎるため、監視システムが導入されるのが一般的でしょう。

また、サーバーが正常に稼働しているか調べる正常監視だけでも、さらに詳細な監視プログラムが必要なことは事実です。特に物理的な故障がないかを監視するハードウェア監視も重要で、サーバーに搭載しているCPUやメモリ、電源供給装置などが故障していないかをチェックする機能は重要です。

物理クラッシュが起こるのは熱によるケースも多いため、機器内の温度が高温になっていないか監視する必要もあります。負荷がかかり過ぎないよう常にサーバーの負荷状況を監視し、CPU使用率やメモリ使用量などを定期的に取得して値と比較する仕組みもあります。いずれにしても複数のシステムを導入するにはコストがかかり過ぎますし、内容を見極めて重点的に監視したい項目を明らかにしたうえで導入を検討するのがおすすめです。

監視ツールの種類で使い分けましょう

監視ツールには大きく分けて、商用製品オープンソースソフトウェア(OSS)という2つの種類があり、稼働状況によって選ぶのが正解です。

商用製品のメリットは監視以外の機能も充実している点で、サーバーだけでなくジョブ管理ができたり、資源配布管理ができたりするものもあります。ただそれだけに価格が高めで、大規模システムでの利用が想定されています。

一方でオープンソースソフトウェア(OSS)は自由度が高く、カスタマイズが可能なのが魅力です。ただOSS知識や技術力が必要となり、詳しい仕様を理解できる担当者が必須です。知識や技術が足りないとサポート会社に費用を払ってサポートしてもらうことになりますので、一切コストがかからないとも言えません。中小規模の会社であれば利点も多いですが、対応するためには構築方法の知識が必要です。

 

サーバー監視ツールは基本的には複数導入する必要はなく、必要な監視項目を明らかにしたうえで費用と機能、各ツールの特徴を比較して導入を検討するのがおすすめです。ただし監視項目を洗い出す際には、サーバーを監視するのかネットワークを監視するのか理解した前提でおこないましょう。ツールは選択肢が意外に多いので迷いがちですが、さまざまな視点で必要な監視がおこなえるよう、全体的にバランスの取れたツールを選べるように臨んでください。

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